乗務員の一日

1.朝到着すると

まずは点呼。今日一日の健康状態や担当の運行管理者との顔合わせ。1日が安全でかつ運収があがるようにお互い情報交換をしながら実施します。お客様を安全に目的地にお連れするために健康管理等運転手になる人は結構たいへんです。アルコールのチェック等も同時に確認し、本日がスタートします。

2.本日の愛車を確認

運転手自らの健康確認が完了しますと次はタクシーの健康管理が待っています。今日一日の大事なパートナーです。入念にタクシーをチェックし、タクシーもまた健康であるかどうかを確認します。最近ではタクシーの機械化が進みナビやIDカードの読み取り機など多くのものもチェックしないといけません。文明がどれほど進化しても結局最後の頼りはヒトの手や目によります

3.カーナビゲーション

目まぐるしく道路ができ、建物などの開発が進みさすがのプロのタクシードライバーでも最近できたホテルとかビルなど特に首都圏においては英語やカタカナ等のビルが多く非常にわかりづらい。そこで役に立つのがカーナビです。  当社は最新カーナビを搭載しておりますので安心して乗務できます。

4.運転手同士の情報交換

昨日の乗車実績や営業エリア内での工事情報、事故多発ゾーンなど運転手は交通の情報エキスパート。お互いが持っている情報を効率よくコーディネートし、本日の営業ゾーンを自認する。天候やイベントなどでもヒトの動向が大きく変わるエリアであればなおの事小さい情報のやりとりが非常に重要になってきます。

5.LPG給油

LPG給油し、いよいよ準備万端です。ちなみにLPG車は黒煙が排出されず、CO2排出量も少ない地球環境にやさしいエコカーです。第一交通産業ではさらなるCO2削減に向け、各工場で添加剤などの多種多岐にわたるテスト実験などを実施し、より効果が見込めるものを吟味採用し、これからの世代に住み良い環境が提供できるよう日夜取り組みを続けています。

6.いよいよ出発!!

いよいよ出発です!右よし左よし!

7.配車センターから

第一交通グループでは、電話での配車依頼に対し迅速に配車できるように無線システムとGPSシステムを連動したシステムを利用しています。走行中のタクシーがお客様を乗せているのかどうか、またどちらに向かって走行しているのかが配車センターで把握できるようになっています。もちろん建物のそばまできて、配車位置がわからない場合は無線でのやり取りでフォロー。お客様を1秒でもお待たせしない工夫がここにあります。走るITカーを操作し、的確にお客様をお迎えする・・・運転手の目と配車センターの目、双方でなしえる業といったところでしょうか・・・。

8.1日の終わりに、もう一仕事

1日の乗務が終了すると最後運賃収入の計算があります。1日の集大成です。乗務記録簿に書き込み、1日が終了します。

その他 全員懇談会

定期的に管理職とタクシー乗務員の意見交換の場を設定し、お互いの理解を深めるよう懇談会を実施しています。双方の立場でしかわからないことなど、より仕事を効率的にするための工夫などを協議します。また法令の変更など知っておかなければならない情報の通達の場としての機能も果たします。

その他 無事故記録更新へ

我々だけが気を配っても達成できることではありません。いち早く交通事故のない社会になってほしいとの願いを込め、記録更新を従業員一同で目指します。

その他 花見、忘年会、レクレーション

当社では社員同士の親睦を深めるために、春は花見、年末は忘年会等、様々なイベントを行います。地区によっては、営業所対抗ソフトボール大会等も行います!

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